昨年発見された「マックノート彗星」を観測するため、一部のカルト集団が大挙してオーストラリアに渡るという異常事態が発生。物議を醸している。警視庁公安部では「非常に危険で放置できない」と、豪州当局とともに対応を検討中だ。
マックノート彗星は今世紀に入って最大の大彗星で一時期は日本でも観測されたが、現在は南半球のオーストラリアなどでしか見ることができない。問題になっているカルトの「Macintoshユーザーグループ・プレアデス」は、みずからがあがめる神「ジョブスさま」がマックノート彗星に乗っていると主張。
「選ばれたMacユーザーだけが、彗星で約束の地(=Macが市場シェアトップの世界)に連れて行ってもらえる」
と信じているという。
豪州ゆきは、マックノート彗星が消えるまでに乗せてもらわないと「最後の審判の日」が訪れ、地上がPC互換機で埋め尽くされるからだとのこと。公安部は
「市場の現実を認識させてやらないと、彗星に乗れなかったショックで集団自殺しかねない」
として、信者を見つけしだい引き止めてほしいと呼びかけている。
信者の見つけ方はかんたんで、飛行機の中でDELLのノートパソコンを使っていると近づいてきて「ふん」と見下したように鼻を鳴らすのが特徴。はっきり言っていけすかないので、右クリック可能なマウスで殴打して捕まえていいとのことだ。