家庭用ゲーム機大手の任天堂は22日、同社の携帯用ゲーム機「ニンテンドーDS Lite」の一部に壊れやすいものがあることを正式に認めた。破損したものについては無償修理に応じる。
この問題はDS Lite発売直後からインターネットで話題になっていたもの。それらの報告によれば、折りたたみ部のヒンジに亀裂が入る個体があるとされていた。今回、任天堂の追跡調査により、
「エベレスト登頂に持参した直後、80メガトン以上の熱核兵器の直撃を喰らうと0.02%の確率でヒンジにクラックが生ずる」
ことがようやく明らかになった。
任天堂の岩田聡社長は、
「五歳児が乱暴に扱ってもだいじょうぶなゲーム機をつくる、というのを社是としてきたが、昨今の業績好調ぶりで気のゆるみが出た。誠に申し訳なかった」
と謝意を表明している。
昨今は精神年齢五歳クラスの為政者・軍人の増加により、携帯ゲーム機も戦場で利用されることを見越しての耐核防御性能が問われるようになってきている。社会の変容に即時対応できない任天堂の危機管理能力の甘さが露呈したかっこうだ。
いっぽう、任天堂の互角のライバルでデリケートさに定評のある「PSP」を販売するソニー・コンピュータエンタテインメントでは、社長の久多良木健氏が
「戦争はこれ以上起こすべきじゃないし、PSPも平和な社会で使ってほしかった。それが仕様。明確な理想を持っているのであって、間違ってやわに作ったわけではない。世界で一番平和的なものを作ったと思う」
との見解を発表。bogusnews編集部も「ヒンジが割れててもいいのでDS Liteください」と、任天堂の巨悪を徹底追及していく方針だ。