Mozilla Japanは8日、東京・秋葉原でパネルディスカッションを開催。同団体が蓄積してきた「メイドさん開発」の手法を語った。Mozilla Japanはこの週末、各地でブラウザ「FireFox」の普及促進キャンペーンを実施中。実際に開発したメイドさんをビラ配りに投入し、話題を呼んでいる。
パネルにはMozilla Japan代表理事の瀧田佐登子氏やマーケティングマネージャのゲン・カナイ氏らに加え、開発に従事してきたコミュニティメンバーが登壇。
「Mozillaによるメイド開発の成功は、オープンソースによる部分が大きい」
と、同団体のメイド開発路線の無謬性をアピールした。
従来、メイドの開発は専属のご主人さまが同居して行う「伽藍モデル」が一般的とされてきた。しかし、Mozilla Japanではメイドのひみつのアノ部分を含むすべてをオープンソース化して公開。コミュニティ参加者がよってたかって開発する「バザールモデル」を採用している。
従来、このモデルの欠点として
「ノーマル嗜好以外に肛虐趣味、SとMなどさまざまな開発が行われ、複数のご主人さまの趣味が入り交じってしまう」
ことが挙げられてきたが、瀧田氏は
「ロングテールの時代を迎え性的嗜好も多様化が進んだ。バザールモデルならメイドの多様な開発がおこなえ、一体のメイドでさまざまなニーズに対応できる」
と主張する。
オープンソース開発でもっとも大きな障害となるのが、バージン管理。Mozilla Japanでも、メイドさんの3つのバージンをどのように管理していくかが大きな課題となった。これについては開発チームに愛染恭子氏を招聘。処女膜再生のノウハウを得て解決したという。
現在、Mozilla Japanが開発したメイドさんの市場シェアは1割。カナイ氏は、
「われわれのメイドの柔軟性、セキュアさをアピールすることでシェアを拡大していきたい」
と話していた。