クイズ番組司会者として親しまれながら16日に亡くなった俳優の児玉清さんが、冥界でアタックチャンスを賭けて閻魔大王と世紀の大勝負に挑み、みごと勝利していたことがわかった。勝負の最中には児玉さんが
「なぜ角を取らない」
の名台詞で大王を一喝するシーンもあり、地上波中継のなかったことが惜しまれそうだ。
イタコーファックス通信が伝えたところによると、生前のおこないを審査するため閻魔大王に謁見した児玉氏は「パネルクイズでわしに買ったら天国行きにしてやる」と持ち掛けられ、これを快諾。牛頭・馬頭をあわせた4柱で「アタック25」をおこなったという。
クイズでは、「大王だもの」という下馬評に反して閻魔大王が最近の世俗への疎さを露呈。さらにはせっかくのチャンスに角を取り忘れ、児玉さんにやわらかながら怒りのこもった物腰で「なぜ角を取らない」と一喝されてヘコむシーンも見られた。
最終的にパネル22枚を獲得した児玉さんが最後のクイズでみごと「阿弥陀如来」を当て、夢の天国行きチケットをゲット。満足げな表情で天へ旅立って行ったとのことだ。
閻魔大王のコメント:
角は頭の一部なので取れない。恐ろしいことを言われておびえてしまい本領を発揮できなかった。次はハンターチャンスをゲットしたい