正月おせち料理のクーポンを販売したところ残飯と見まがうばかりの品が届いたとして矢面に立たされていたフラッシュマーケティング大手「グルーポン」が、またもトラブルを起こした。今度は節分の風物詩「恵方巻」だ。
問題が起きたのは同社が先月中旬に販売した人気レストラン「タイガービストロ」の
「超豪華恵方巻」
500セット。栃木県産最高級かんぴょうを芯に、米は魚沼産こしひかり、具材は鹿児島黒豚チャーシューに松阪牛ローストビーフ、下仁田ねぎ、黒海産キャビアなど47品目をちりばめ、有明産のりを使い職人技でしっかりと巻いた──という宣伝文句が話題となり、一瞬で完売した。
しかし、節分のきょうになって実物が自宅に届きはじめると、消費者たちから次々に悲鳴があがった。
「こんな太いの……お口に入らないよう……」
「あぁん、すごぉい。太くて固ぁい……」
というのだ。ネットには「これではまるかぶりにならない」「妻や娘にイラマチオをさせようというのか!」と批判の書き込みが殺到している。
グルーポン側は
「正月おせちの件を深く反省し、店にきちんとしたサービスを提供するよう指導した賜物。豪華なのに批判されるとは心外」
とコメントするばかりで反省の色を見せていない。まるしゃぶりに詳しい識者の黒沢あらら監督は「さあ! 奥まで飲み込むんだ!」と話している。