東京・秋葉原でも老舗の電器店ブランドを今に残してきたPCパーツショップ「T-ZONE」が、自作マニアたちに惜しまれつつ閉店することが決まった。閉店後は風俗店「V-ZONE」を新たに立ち上げる予定。
閉店は29日に発表されたプレスリリースで明らかにされたもの。T-ZONEは、秋葉原の家電量販店最盛時には中央通り添いビル一棟で展開するなど栄華を極めたが、やがてPCパーツのみの店舗に業態を縮小。最近では中堅のパーツショップにおされ客足が伸び悩んでいた。
そのため経営陣は閉店を決断。T-ZONEとしての看板は年内で下ろすこととなった。来年からは装いも新たに風俗店「V-ZONE」として捲土重来をはかる。
V-ZONEは、女性のシークレットゾーンにギリギリまで肉薄するサービスでアキバ界隈の男性の心をわしづかみにする予定だという。しかし、アキバ通のあいだでは
「秋葉原に来る男性は誰もリアルなV-ZONEなど見たがらないのではないか」
と不安がる声もささやかれている。