ITベンチャー大手のサイバーエージェントは10日、同社の全エンジニア・クリエイターら200名にアンドロイドを支給する方針を決めた。IT企業では最近社員の待遇改善で人材流出防止をはかる例が増えているが、
「アンドロイド支給で食生活を改善しよう」
というケースは珍しい。
支給されるアンドロイドは黒の学生服と下駄を着込んだ男性型。世界征服も可能な高度な人工知能をもち、完全に自律した判断に基づき、
「いつでもどこでも、ごはんを炊くことができる」
という。
これにより、深夜にまで作業の及ぶ開発時にも、社員にすばやく給仕が可能となり、栄養不足で死ぬことなくこき使える。また、過労死しかけて幽体離脱したエンジニアには
「外道照身霊波光線」
を照射し、即座に引き戻すこともできる。
サイバーエージェントでは、これにより来期は開発効率の200パーセント向上を見込む。また、今回の成果如何によっては「開発人員自体をアンドロイドと入れ替える」ことも検討するという。IT業界にも、ついにロボット化の波が訪れたようだ。
アンドロイドR28号のコメント:
ロボットじゃないよ。アンドロイド