中国共産党は国内で大学生ら若者を中心に人気を呼んでいるネットゲームについて、実名での利用者登録を義務づける方針を打ち出した。19日までに国営新華社通信が明らかにした。
中国でも爆発的なインターネットの普及につれ、いわゆる「多人数参加型オンラインゲーム」に熱心なプレイヤーが集まりつつある。人気が過熱するなか急速に浮上してきたのが「ネカマ」…ネットオカマの問題だ。悪質な男性が女性プレイヤーであるかのようなフリをしてウブな中国人プレイヤーに近づき、恋愛感情をもてあそぶという悪質な事例が多数報告されているという。
中国当局筋が把握している範囲では
ワタシ、ニポンの女子高生ネ
と言葉巧みに取り入り、ゲーム内のレアアイテムなどを巻き上げては手のひらを返すような態度に出る、というケースが目立つ。同筋は「日本のネット右翼分子による新手のサイバー攻撃。海を越えて中国のイタイケな若者を傷つけに来ている」とみる。
実名登録は事態を重く見た党首脳部により急遽打ち出された対策案。名称で男女を判別しやすくし、これ以上の被害をふせぐねらいだ。胡錦涛主席も
人間として許せない。女子高生だと信じていたのに!
と、涙ぐみながら怒りをあらわにしているという。
20日、この件について記者団に意見を求められた小泉首相は
なにが問題なのか理解できない。主席は「ツンデレ」という日本の文化を理解していないのではないか
とコメントを発表している。