テレビアニメや映画で人気の巨大ロボット「エヴァンゲリオン」の実物大レプリカが富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)で完成し、14日から公開されている。現地には早くも多くのファンが殺到。その中には、立ち入り禁止のエヴァコックピットにわが子を乗り込ませようとする「モンスターペアレント」も登場し、関係者を困らせている。
富士急ハイランドの係員によると、公開直後からサングラスをかけて不遜な態度を崩さない中年男性が息子と見られる少年とともにたびたび訪れるところを目撃されている。この男性、息子をエヴァに近寄らせては
「乗るなら早くしろ。乗らないなら帰れ 」
とコックピットに乗り込ませようとするのだという。
見かねた女性係員が男性の狼藉を止めようとすると、今度は包帯でぐるぐる巻き状態の娘を乗り込ませようとゴネるという、まさにモンスターなペアレントぶりを発揮するとのこと。これぞ、セカンドインパクト後教育が生んだモラルなき日本人の姿と言えそうだ。
教育学に詳しい学者の赤城リツ子博士は、
「モンスターペアレントは“ばあさんは用なしだ”とか言って人権を無視する傾向が強い。人類補完計画を早急に実現して態度を改めさせるべき」
とコメントを寄せている。