任天堂は16日、驚異の3D表示に対応した新型ポータブルゲーム機「ニンテンドー3DS」を発表した。カラーの3D対応携帯ゲーム機は世界初、しかもさまざまな新機能搭載とあって各メディアは噂でもちきりだが、一部のマニアのあいだでは
「個人の趣味嗜好を侵害するよけいな機能がついている」
として物議を醸している。
問題となっているのは、3DSに搭載された「3Dボリューム」機能。3Dによる奥行感を、ボリュームスライドによってさらに強化することができる。これが一部の貧乳マニアを
「貧乳に奥行きが出て巨乳になってしまう」
と怒らせているのだ。
もともとDSはポリゴン描画能力が低く立体物を映し出すことが苦手だった。このため立体感のない貧乳キャラの登場率が高く、貧乳マニアを引き付ける要因となっていた。今回の3D化で、DS界にも巨乳キャラが続々参入してくることは予想に難くない。いきおい、マイノリティーである貧乳派が存亡の危機に立たされる可能性は高いと識者は分析する。
3DSの3D表示については「裸体で3Dを楽しめる」と前評判が高かっただけに、パンツを脱ぐ準備をしていたユーザーにはひときわ失望感の高いものがある。貧乳マニア団体は「文化を育てるゲーム企業にあるまじき暴挙」と任天堂を非難。今後はPC-9801で「ファイナルロリータ」だけを楽しんでいく所存だ。