石原慎太郎東京都知事が永住外国人への参政権付与に反対する集会で「与党幹部には親などが帰化した者が多い」と発言して問題となっているが、同知事は18日都内で記者の取材に対し
「私もネアンデルタール人から帰化した者」
と語り、「真意は“私のように帰化した者が多い党ほど与党に向いている”ということ」だったと釈明した。改めて石原知事の進歩的な政治姿勢が浮き彫りになったと言えそうだ。
知事によれば、石原家は父方をさかのぼること600代ほど前にネアンデルタール人国家から現生人類国家へと帰化した一族だとのこと。
「ご先祖さまにしてみれば、帰化するというのはネアンデルタール人としてのアイデンティティを捨てるということですからね。かなりの葛藤があったんだと思いますよ」
と石原氏は想いを馳せる。
そうした歴史から、石原家では代々“ネアンデルタール文化を忘れないように儀式をおこなう”というしきたりがあったとのこと。具体的には
- 人前で思いがけない暴言を吐く
- 若者文化を退廃させるような堕落した文学作品を書く
などで、これは「本来ネアンデルタールと相容れない現生人類の言語文化による友愛精神への反抗を示す意味がある」という。今回の発言も、ネアンデルタール式儀式の一環であった可能性が高い。
石原知事が支援する新党「たちあがれ日本」の参加者も、ネアンデルタールからの帰化人が多く、党名には
「ネアンデルタールの誇りを忘れずしっかりたちあがって二足歩行していこう」
との意志がこめられているという。帰化人らしく文化的多様性をだいじにしていくというのも同党のマニフェストに掲げられており、グローバル化が進む現代社会をになうにふさわしい政党だと改めて思い知らされたかっこうだ。