昨年末の「年越し派遣村」に「4千人ぶんの求人票を持って行ったのに誰も応募しなかった」という衝撃の事実を暴露した舛添要一厚生労働相が、再び吠えた─。なんと、問題の求人票はいずれも
「年収一千万以上の“ハイクラス求人”ばかりだった」
というのだ。なぜそのような好条件の求人へ、生活に困っているはずの“派遣切り被害者”が応募しなかったのか。反日左翼の虚妄に過ぎなかった派遣村の実態が、改めて浮き彫りになったと言えそうだ。
19日、神奈川県内で街頭演説に立った舛添厚労相は「昨日の話の続きになるが…」と前置きして「派遣村に持って行った求人票はハイクラス求人ばかりだった」と暴露。4千件のいずれも
- 年収一千万以上
- 週2日からの勤務で可
- 退職金制度あり
と、「中央省庁での勤務経験または大臣とのパイプ保有者に限る」資格制限以外は好条件揃いだったという。
しかし、こうした良いことづくめの求人票をプレゼントしたにも関わらず、所轄のハローワークには「就職したという報告は一件も寄せられていない」とのこと。
「せっかく厚労省や私自身のコネを使って集めた求人だったのに。働く能力があるのに怠けている連中のために苦労する気はもうない」
と大臣は憤慨していた。
今回の舛添厚労相の証言で、派遣村に集まっていたのは
- 自己責任で無職に甘んじているニート
- 左翼が動員した工作員
であることが確実となった。悪質なプロパガンダでしかない「格差社会」という虚構を前に、衆院選で投票すべき政党は責任力あふれる与党・自民党なのがいっそう鮮明になってきたと言えそうだ。