女性がつきあっている彼氏にごはんをつくってあげる、いわゆる「彼ごはん」がブームとなっている。書籍化されたブログがきっかけで広まったこの流行。料理ハウツウやレシピ本が未婚女性のあいだでも売れ始めるなど社会にも大きな影響を与えつつあるが、かんじんの「つくりたい/食べたいレシピ」について、男女間で大きな意識のへだたりがあることがインターネット調査でわかった。
調査をおこなったのは、インターネットの女性向けサイト「OZmall」。6月末に男女420人を対象にアンケート聴取した結果、女性が彼ごはんとしてつくってあげたいと考えている人気メニューは
- カレー
- ハンバーグ
- コロッケ
の3つがトップとなった。いっぽう、男性側が「食べたい」と思っているものについては
- カラダ
- 胸
- 足
と、まったく異なるレシピが独占。供給側と需要側で極端なミスマッチの起きているようすが浮き彫りとなった。
OZmallでは、調査結果について
「女性が台所でウキウキして腕によりをかけているあいだも、ほとんどの男性は
“どうでもいいから早く食べたいんだよ。おまえをな”
とイライラしていることになる。円満な交際のためには、ごはんなんか適当に片付け、さっさとシャワーを浴びてベッドに入る必要があるのではないか」
と分析している。
いっぽう男性側回答の第三位に「足」がランクインしたことについては、「ちょっと偏っている気がする。ふつう“おしり”がくるはず。アンケート回答者に足フェチなど異常性癖の持ち主が紛れ込んだ可能性がある」としており、今後の再調査を検討中とのことだ。