16日に米ニューヨークでUSエアウェイズ機がハドソン川に墜落した事件が世界を震撼させているが、任期満了を20日に控えたブッシュ大統領が
「新たなテロとの戦い」
に乗り出していることがわかった。ブッシュ氏は退任後もひとりでも戦いを続ける意向を見せており、二期8年にわたり自由世界を守り戦いつづけた大統領らしい余生を過ごすことになりそうだ。
この事件は、離陸中の旅客機に鳥が自爆テロ攻撃をしかけたもので、米国民のあいだには
「アラブ人の次は鳥か」
と戦慄が走っていた。これに対し16日夜、ブッシュ大統領はすばやく反応した。新たなテロリストである鳥に対し、報復攻撃に出たのだ。
この夜、ブッシュ氏が姿を見せたのはホワイトハウス近くの焼鳥屋「吉兆」。のれんをくぐった大統領は、すばやく熱燗とネギマ4本と鳥皮6本を注文。狂信的テロリストである鳥に対し果敢な攻撃に出た。見事に平らげた氏は、ややロレツの回らなくなったようすで
「これが“オペレーション・フリーダム・オブ・ヤキトリ(焼鳥の自由作戦)”だ」
と高らかに宣言していた。
一時間ほど鳥との戦いを繰り広げた大統領は
「みんなオバマ、オバマ言いやがって。もう、これからのオレにはコレしか残っていねーんだよ」
と、店内の客にクダをまきながら退任後も鳥と戦い、アル中になる自由を守っていく意向を示した。警護のSPに「アソウも呼べ、アソウも。そろそろヒマになるんだろ。なにぃ? 帝国ホテルでしか飲まないだとぉ。おまえ誰のおかげで国が残ってると思ってるんだ。ショウ・ザ・フラッグだ、このヤロー」と、よくわからないことを言っているのが印象的だった。