「この政策をつくったのは誰だぁっ!」
自民党の教育再生実行本部が英語能力を測る国際テスト「TOEFL」を大学入試に義務づける方針を打ち出し話題となっているが、こんどは国のトップである国会議員にも「TOEF」を義務づける方針であることを明らかにした。TOEFには大豆由来の栄養素が豊富に含まれており、健康に良さそうだ。
提言をまとめたのは自民党の政治再生実行本部本部長である遠藤利明衆院議員。遠藤議員によれば、民主党に政権を奪われた三年間や311後の自粛ムードで「料亭でTOEFを囲みながらキューっと一杯という古きよき日本文化が失われつつある」として、今回の義務化を打ち出したとのこと。
TOEFには大豆由来のポリフェノールが豊富に含まれており健康によいという学識者の意見があるほか、夏は冷や奴で日本酒をクイッ、冬は湯豆腐に熱燗を一献というのは、くだらない政策を考えるブレインストーミングを活発化してくれることが過去の事例からわかっている。政界の活発化に一役買うことは間違いない。
いっぽうで、TOEFは食材として奥が深いことから、下手に義務化すれば「にがりがニセモノだ。こんなものは豆腐じゃないね。ただのゼリーだ。一週間後にこの店に来な。ホンモノのTOEFを食わせてやるよ」といった食通気取りが跳梁跋扈する可能性が高く、父親と和解させておくなどの事前策が必要となりそうだ。