異例づくめの辞任劇を演じ国内で非難の的となっている安倍首相が、一部で高い評価を得ている。これを受けて識者のあいだからは「政治的偏向におぼれず、首相の成果を正当に認めるべきではないか」との声が上がっている。
安倍首相の治世を「すばらしい一年だった」と賞賛するのは、国内で犬の育成・訓練を行っているトップブリーダーたち。彼らのあいだでは、首相を
「反面教師として、ウチの犬のよいお手本になってくれた。国家首脳レベルでこれだけの働きをしてくれた例は過去にない」
と評価する向きが大勢を占める。具体的には、
- 犬の身分でありながら「従軍慰安婦はなかった」などとご主人さまに歯を向くと、イザというときに助けてもらえなくなる
- 参院選で「おあずけ」という民意が示されたのに意地汚くダダをこねると、お腹をこわして辞任することになる
などといった功績が「してはいけない例」として犬の教育に活用できる─と高く評価されているようだ。
実際、仲間の安倍首相が手ひどい罰を受けたようすを見て、犬たちはかなり従順になっているとのこと。食事にお気に入りのペディグリーチャムをあたえようとしても、
「いや、ぼくなんかフリスキーでいいですから。へへへ…」
と卑屈なようすで固辞するほどだという。
みずからも政府の犬で犬に詳しい産経新聞の古森義久記者(ブルテリア種)は、この件について
「安倍首相に肩入れし“報道の反面教師”としてがんばってきた弊紙の正当性が実証された。次期首相も、やはり反面教師性の高い麻生太郎氏で決まりだろう。アルツハイマーでもわかる。間違っても部落出身者を首相にはできないわなあ」
と評している。