いま、世間で
「すぐキレる総理」
が急激に増えている─。各地の教育機関には
「たかが週刊誌で
“暴力団と関係がある”
と大筋ホントのことを指摘しただけで激高された」
などと、器の小さい首相に困った国民がひっきりなしに相談に訪れているという。これもやはり、ゆとり教育の弊害か…。いっぽう、現状を憂う各界の有識者からは「キレない総理を育てるにはコレ!」と、さまざまなアイデアが寄せられている。
「すぐキレるのは教育で道徳を教えてこなかったせい。問題のある総理を施設に収容し、24時間の
“スパルタ徳育授業”
を行うべき」
と語るのは、教育にうるさいアメリカ人の義家弘介さん。「キレたら、階段から突き落とす・頭に火をつけるなどの罰を与えて(詳細マニュアルはこちら)悪いことは悪いと体に覚え込ませる」と意気込む。この提案には戸塚ヨットスクールの戸塚宏氏も全面的に賛同しており、寮の一室と棺桶を空けてすでに待機しているという。
いっぽう、
「明らかにゲーム脳が原因。今すぐ退陣させてお手玉によるリハビリを課す必要がある」
と主張するのが、日本大学教授の森昭雄氏。教授によれば「テレビを使っていなくても、効用のあやしいミサイル防衛計画(MD)などにゲーム感覚でうつつを抜かしているとゲーム脳になる」とのこと。傍証として「MDにハマったら英語の成績が下がった」という某国大統領の事例があるため、かなり信頼できる提案と言える。
津田塾大学の三砂ちづる教授は
「近代イデオロギーに染まり、身体性を失ったことがキレる原因」
と指摘する。「失った身体性を取り戻すにはナプキンやタンポンの使用をやめ、“ゆる体操”による月経血コントロールをするのがいちばん」と、総理のアンネに熱心な指導を行いたい考えだ。
市井からは「おじいさんの代から暴力団とおつきあいがあるのは周知の事実なのに指摘されてキレるのは親の教育が悪いから」と白眼視する声が出ているが、このまま放置すればわが国に「キーセン国家」ならぬ
「キレる国家」
のイメージが定着してしまうおそれもある。見捨てず騒がず、ダメ総理を社会全体であたたかく見守っていく姿勢が求められそうだ。