<LifeHack専門家・田口元さん>
もういくつ寝るとお正月。そんな年の瀬にもかかわらず、
「どうせ大人はお年玉もらえない。
関係ないじゃん…」
などとスネている悪い子はいねえだろうか。その考えは大きな誤りだ。LifeHackを駆使すれば、いい大人でさえもお年玉をもらうことは可能なのだ。
- Hack 1: 脳死に反対する
たしかに親は成人した子どもにお年玉をあげることを渋るものである。しかし、祖父母ならどうだろうか。おじいちゃんやおばあちゃんにとって、孫はいくつになってもかわいい。勢い、三十過ぎて無職の男にお年玉をあげてしまいがちだ。このセキュリティホールを衝く。
そのためにはできるだけ祖父母に長生きしてもらう必要がある。脳死などもってのほか。医師が呼吸器取り外しを迫ってきても、「おばあちゃんは死んでない! たとえ意識が戻らなくても“お年玉をあげたい”という意志だけは生きているんだ!」
と主張。頑としてはねのけよう
- Hack 2: 親を都知事にする
父親が都知事なら、ニートのまま三十過ぎようが四十過ぎようがヨーロッパ旅行やガラパゴス諸島周遊に連れて行ってもらえる。いわんやお年玉をや。「ステンドグラス代って名目でもらうと共産党がうるさいから、現金でいいよ」
と気遣いを見せれば親孝行にもなる。どうせ都民はバカなので、あと四年はお年玉をたかり続けられるだろう
- Hack 3: 親がボケたことにする
「いやだなあ。
ぼくまだ十歳だよ?」
~田口先生を応援しよう!~
編集主幹が
「いい加減飽きた」
「人気がない」
「年の区切りでちょうどいい」など一方的な理由をつけて、本コーナーの打ち切りをたくらんでいます! もし打ち切りになれば、田口先生は数少ない連載がさらに減り、ご飯が食べられません。かわいそうだと思う方は主幹宛てに抗議の手紙を送ってください!
~田口先生を救う会