旧経営陣らが銀行法違反で逮捕された影響などから10日に破綻を申請した日本振興銀行。初のペイオフ発動となるも、1000万円以上の大口預金者はわずかで影響は最小限に食い止められそうだが、業界では早くも次の“破綻候補”銀行の名がささやかれている。専門家によれば、ペイオフが発動すれば被害を受ける預金者は振興銀行の比ではないという。
破綻がささやかれているのはリテール向け預金事業を中心に据える「おかあさん銀行」だ。同銀行は、子どものお年玉の預け入れ先で圧倒的シェアを占め、長く不動の地位を守ってきた。しかし、最近の不況の長期化に伴い
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- ママさん会飲食比
への投資が預金残高を圧迫。破綻必至の状況に追い込まれつつあるという。
おかあさん銀行に詳しい評論家のたかしくん(11)は、
「預金を早めに引き出そうと10日に窓口に行ったら、“宿題はやったの?”などとはぐらかして引き出しを拒否された」
と語る。同様の事例がすでに全国で数百件報告されており、もはや取り付け騒ぎ寸前の状況だという。
たかしくんは
「経営者の乱脈金遣いが原因の場合はペイオフの対象外とするなどなんらかの対処が必要。このままではニンテンドー3DSが買えず困る子どもが出ることは間違いない」
と憤る。金融庁には3DSとラブプラス+の無料配布など、救済策が求められそうだ。