あの名作アドベンチャーゲームが、ついにパチンコとなってよみがえる……。パチンコ機販売大手のフィールズは14日、新機種
「パチンコミステリーハウス」
を発表した。名作アドベンチャー「ミステリーハウス」を開発したソフトメーカー・マイクロキャビンを買収したことに伴う新機軸で、30代後半以上の加齢臭世代取り込みを狙う。
ミステリーハウスは、1982年にマイクロキャビンが発表して大人気を博したアドベンチャーゲーム。マシンパワーの限界に挑戦した美麗グラフィックと、モーターの耐久限界に挑戦したテープ読み込みが評価され、今でも名作の誉れが高い。
パチンコミステリーハウスは、こうした佳作の世界観をパチンコホールでそのまま再現するためシャープ製マイコン「MZ-2000」をパチンコ台に直接組み込んだのが特徴。すぐれたクリーンコンピュータ設計とオプションG-RAM搭載で、640×200ドットモノクロブラウン管表示による演出を凝らしたルーレット表示が魅力だ。
リーチ時にはおなじみの
「ドコカ ニ オカネ ガ カクサレテ イル」
のメッセージがあらわれ、往年のマイコンボーイの期待を煽ってくれる。プレイに「英単語入力方式」を採用しているのもユニーク。しばらくは和英辞典とにらめっこの日々が続きそうだ。