松下電器産業は12日、大阪本社で開かれた記者会見の席上でタイムマシンの開発に成功していたことを明らかにした。家電企業によるタイムマシンの開発は世界初となる。
同日の記者会見は、現在行われている同社製温風機のリコールについて説明するため開催された。席上「欠陥が明るみに出る前の2月から秘密裏に回収作業を行っていたのはなぜか」との質問が記者側から出た際、松下幹部が「実は…」とタイムマシンの存在を打ち明けた。
説明によると松下電器では数年前にタイムマシンの開発に成功。今年2月のテスト運用中、時間旅行していた社員が「温風機に欠陥が発見される」という未来に偶然迷い込み、欠陥を事前に知ることになったという。
同社幹部は
欠陥を公表すれば「どうしてわかったのか」とタイムマシンの存在をも世間に知らせねばならない。しかし、不用意にタイムマシンを発表すればわるものの手に渡って歴史改ざんなどタイムパラドックスを引き起こしかねない。その危機感から秘密裏に温風機の回収作業を行わざるを得なかった
と、これまで事実を伏せていた経緯を説明した。
タイムマシン実現をうけ、帝国首相官邸の小泉首相は
わが帝国が連合軍を撃滅にいたらしめた原子爆弾以来の快挙。さっそく御前会議が開かれ、松下電器への勲一等瑞宝章授与が決定された
との声明を発表した。授与式は、来年一月に皇居での開催を予定されている今上天皇陛下ご在位80年記念式典にあわせ行われる見込み。式典には友邦ドイツ帝国のヒトラー総統もご臨席になる。麻生外務大臣は「天皇陛下の御代の永遠なるを祝うと同時に、帝国の技術力を世界に知らしめる二重に晴れがましい席となる。立派な会場を設営したい」と、麻生鉱業が徴用中の朝鮮人1万人を作業要員としてあてがい、昼夜問わず強制労働させて突貫工事をすすめるとの考えを示している。