風都市のヒーローである仮面ライダーアクセルは、11日、特許侵害行為の差し止めと損害賠償を求めてタレントの板尾創路氏を風都地裁に提訴した。賠償額はおよそ11億円。
訴えによると、板尾氏は「電人ザボーガー」と称してヒーロー営業行為をおこない、
「人型からバイク形態に変身するヒーロー」
という、アクセル氏が保有するビジネスモデル特許を不当に侵害したという。
同日開かれた記者会見で、アクセル氏側弁護士は「板尾氏に“キャラが被るのでやめてほしい”と打診したのだが、返事はなしのつぶてだった」と侵害行為の悪質さに提訴へ踏み切ったと主張している。記者らからの「ザボーガーは先行事例にあたるのではないか」という問いには、アクセル氏自身が
「オレに質問するな」
と強気の姿勢を見せる一幕も。
アクセルのビジネスモデルに詳しい評論家のシュラウドさんは、今回の訴訟について
「彼は憎しみの心を忘れた。もう興味はない」
と、無関心なようすのコメントを寄せている。