夏の風物詩とも言える天文現象「ペルセウス座流星群」(ペル群)が12日夜から翌13日未明に見ごろを迎える。ふたりで夜空を眺めて盛り上がる予定のカップルも多いと思われるが、弊紙の取材で恐ろしい事実が明らかになった。なんと、
「ペル群をカップルで観測すると不幸に襲われる」
というのだ。
この事実は、昨年までにペル群を観測したカップル約200組を対象に調査した結果わかったもので、観測したことで
- 蚊に刺される
- 汗をかく
- ムードが出てきてイチャついていると、警ら中のおまわりさんが来て厳しく指導される
など、なんらかの不幸に襲われたケースが全体の9割を占めた。統計的にも有意な数値であることから、ペル群とカップルの不幸になんらかの関係があることは間違いないと見られる。
ペル群については、以前から「毎年重装備で観測する天文マニアに嫁の来手がなくなる」という報告があったが、天文マニアが一生童貞でも社会的影響は少ないことから重要視されてこなかった。カップルが不幸になるとなれば少子化など日本経済に与える被害も甚大なだけに、早急な対策が望まれる。
国立天文台は12日夕に緊急記者会見を開き「由々しき事態だ」と状況の深刻さを明らかにするとともに、
「今晩“ペル群でデートを”と予定している男性は、いますぐ心当たりのモテない男性に電話をかけ、代わりにデートを満喫してもらってほしい」
と呼びかけた。なお、弊紙編集主幹への連絡はコメント欄で受け付けている。