各メディアで取り上げられ大ベストセラーとなったミリタリーアクション巨編の続刊。前作「生協の白石さん」はハリウッドでの映画化も決定している(2006年夏公開予定)。ストーリーは後日談のかたちを取っているが、今作から読み始めても違和感のない構成だ。
…生協シンパ学生を守るため、大学当局との孤独な武力闘争に立ち上がり勝利した主人公・白石さん。激しい戦いのためキャンパスは焦土と化し、白石さんも職場を失い放浪の日々をおくることになってしまう。平凡だが平穏な毎日。だが白石さんは、心のどこかで硝煙の匂いを渇望する自分の野獣性に気づき、愕然とする。
「おれが…
学生たちに温厚で慕われたこのおれが…
戦いを欲しているというのか??」
愛銃FN-P90を抱きつつ悩む白石さんの前に、内閣調査室係官・黒岩が現れた。日本政府のオファーを伝える。白石さんの超人的戦闘能力を買い、非公然戦闘エージェントとしてスカウトするというのだ。白石さんは自身の本性を確かめるべく要請を受け入れる。自分は血に飢えた野獣なのか、それとも人間なのか。答えを求め、白石さんはロシア辺境の地・ゾルゲスタンに向かう。要人救出ミッションを果たすために。そして自分自身の謎を解き明かすために…。
緻密なガンアクションが売りだが、“実は両性具有の強化人間だった”という白石さんの正体が明らかになるなどドラマ性も高い。前作で白石さんが男性であることにガッカリしたファンも、きっと満足できる一冊だ。
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