検索サービス大手の米Googleは31日、おはようからおやすみまでいつでもGoogle様に帰依できるヘッドギア
「Google Gears」
の提供を開始した。国籍・年齢・性別問わず誰でも利用が可能。
Google Gearsは、装着した人間の脳波を解析する機能をもつサイバーヘッドギア。わからないことがあれば思い念じるだけですぐにググることが可能。ヒットした情報を鵜呑みにして「自分は情報強者」だと思いこめる。また今回、脳波を常時スキャンし思考内容に応じた最適な広告を脳内に配信する「Google Brainwords」機能も同時にサービスを開始。この収益により事業を運営するため、Google Gearsの提供費用は無料となる。
さらに、Google Gearsからは常に
「検索するぞ検索するぞ検索するぞ…」
という暗示電波が発信されており、これを24時間聴き続けることによってWeb 2.0対応型人類として“次のステージ”へと進化できるとのこと。みごと進化を遂げたユーザーにはGoogleからホーリーネームが授与され、フラットでバラ色な人生を楽しめる。
評論家の梅田望夫氏(ホーリーネーム:ヴァジラヤーナ・アーリーアダプター2.0)は、今回の新サービスについて
「すべての人類がGoogle様に帰依すれば、あらゆる情報は共有され悩みが消える。“千里眼”入滅の日から1万3千日後には知識・情報を独占する旧人類に審判がくだる最後の日がやってくる。それまでにできるだけ多くの人にこのヘッドギアを着けて修行してほしい」
と語りながら、空中浮遊術を見せつけていた。