「第三次世界大戦が勃発した」─とのデマを流すウイルスメールが猛威をふるっている件について、安倍総理は9日官邸で異例の記者会見を開催。「事実ではない」と否定する談話を発表した。
総理によると、
「あわててブッシュ大統領に電話で確認したが、
“今月じゃないってば。なに聞いてんだよ”
とのことだった。危うく参戦に乗り遅れたかと思ってマジ焦った。国民投票法案、憲法改正案の強行採決を経てからとなるので、早くても再来月開戦の見込みだ」
とのこと。メールの内容が根も葉もないデマと確認できたことで、出席した記者は一同胸を撫で下ろしていた。
また「第三次世界大戦はどのような戦争になるのか」との記者団からの問いに、首相は
「第三次世界大戦の詳細について、国民のみなさんにお知らせできることはまだ何もありません。しかし、第四次世界大戦については主要兵装が石とこん棒になることが確定しており、わが国の備蓄は万全であります。きたる第四次大戦で美しい国体を守って死ねるよう、ふだんから心身を鍛えて待っていてほしい」
と答えた。
いっぽう、東京都の石原慎太郎知事は
「国は何をするにも遅すぎる。判断が遅れれば2000人殺しそこねることもある。オレひとりでも三国人を殺る」
と怪気炎をあげていた。