日本マクドナルドは18日、都内で発表会を開き、月末から投入する新サービスのお披露目を行った。同社はパテを増量した「メガマック」が好調で株価も続伸中。業界通のあいだでは、
「・ギガマック
・テラマック
・ペタマック
など、増量路線でさらなるテコ入れがあるのでは?」
とささやかれていたが、その予想はみごとに覆された。
発表されたのは、新型の女性店員
「ペタマック」
“ペタ”の名の通り胸がまったくないことが特徴で、従来同社比95%減量のツルペタぶりを誇る。ペタマック店員は今月28日から全国各店舗に配備され、“ツルペタを推す”新生マックの雰囲気づくりを推進していく予定。
発表会の席上、原田永幸社長は
「われわれも当初は増量路線を検討していた。しかし新製品名候補にあがった“ペタ”の音を聞いたとき、飽食を賛美するばかりではいけない、女性店員のツルペタ化で社会に警鐘を鳴らすべきでは…と気づいた」
と、開発の動機を語った。記者のあいだから「単にご自分の趣味ではないのか」という質問があったが黙殺された。ペタマック開発に際しては、人材の確保のほか「ブラウスが既存サイズではあわない」などの難問があったが、ナルミヤとの提携でクリアしたという。
ファーストフード業界では、モスバーガーが「おばさん店員」の導入でオバ専に特化するなど、特定の趣味志向にあわせた店作りで生き残りを目指す動きが活発化しつつある。今回のペタマックは比較的大きな市場が望める「ナイチチ好き」奪取に向け先手を打ったかっこうで、同業他社がどのように追随してくるかに注目が集まりそうだ。