コーポレートブランド刷新のため、新イメージキャラクターのニックネームをネットで公募中のフィードパス株式会社(本社:東京)は27日、応募ルールに新たな禁止事項を追加した。同案多数の応募が殺到したためで、同社QOOの小川浩氏は
「ブロゴスフィアの発想の貧困に呆れた」
と肩を落としている。
この公募は、同社が展開するWeb 2.0時代の新型マッシュアップサービスである「Feedpath」について、新たに採用されることになったイメージキャラクターの名称を募集するもの。新ルールでは、下記の名称の応募を禁ずる:
- じゃじゃ丸くん2.0
- 忍者くん2.0
- ハットリくん2.0
禁止事項の追加は、受付開始以来同内容での応募が1万件を超えたため
「浩の堪忍袋の緒が切れた」
ことが原因と同社広報は説明している。
事情通によれば、小川氏は夜景の見えるマンションでバーボンをあおりながら、
「なんでも“2.0”ってつければいいってもんじゃないんだ!
おまえら、最近の若い起業家とか商社系のベンチャーキャピタルみたいにbuzzwordに踊らされてるんじゃねえよ!
安倍のイノベーション政策並みに安っぽいぜ!」
とクダをまいており、意外に硬派な側面を見せているという。酔った小川氏がワイシャツの胸元をはだけさせているようすはかなりセクシーで、どこかのCTOを嫉妬させるほどだとのこと。
フィードパス社内からの情報では、今回のCI変更について小川氏はかなり気合いを入れているという。一見手抜きに見えるニンジャのキャラクターについても、
「ライバルであるはてなの裏側に音もなく近づいて行って、背中からグサリとやる」
願望を込めている。服装が赤いのも「はてなの三倍のページビューを稼ぎたい」とのゲンをかついでのものだ。
「サーバサイドblogエディタなのに、なんで予約投稿機能がないんだよ」
といった言いがかりをつけず、あたたかい気持ちで応援してあげたい。
注)なお「Nin’nin」については弊紙編集主幹がもう応募しているため、読者諸兄にはマネしないおとなの配慮が求められている。