東京都教育庁が入居する新宿・都庁第二庁舎で、卑劣なテロ事件が連続して発生している。同庁が警視庁新宿署に届け出たことで23日までにわかった。当局は「ゆかいな犯行」として犯人のゆくえを追っている。
テロが起き始めたのは「国旗・国歌強制は違憲」とする東京地裁判決が出た21日ごろ。何者かが教育庁フロア内の男女トイレに忍び込み、
「個室ドアの裏側に“日の丸”を貼り付ける」
凶行を繰り返しているとのこと。“大”を済まそうと個室に入った職員がドアを閉めてリキんだあと、目の前に国旗が掲揚されていることに気づき、慌てて起立して悲劇を呼ぶ…という被害事例が相次いで報告されている。
ここ3日間で教育庁および教育委員会関係職員が被った被害総額は、掃除代・消臭作業費・ズボンのクリーニング代あわせて50万円を超えるという。
都教育委員の米長邦雄氏は23日、泣きそうな顔で緊急記者会見に臨み、
「国旗への敬意を悪用した、非常に卑劣なテロ。特に“地主”や過敏性大腸症候群の職員にとっては被害は甚大だ」
と、短パン姿でズボンを洗いながら憤懣やるかたないようすを見せていた。
また、女性用個室では擬音装置「音姫」のサウンドを「君が代」にすり替えるという、“ハイテクテロ”も起きている。被害はより深刻で、スイッチを入れるたびに直立不動で国歌を斉唱しなければならなくなるため、
「女子職員憩いの場のはずのトイレがうるさくなった」
と苦情が殺到中だ。
内閣府教育担当政務官の山谷えり子氏は、
「女性に起立しながら用を足すことを強要させるという犯行の内容から見て、ジェンダーフリー推進派の陰謀であることは間違いない。犯行組織を一網打尽にするまで、おむつで耐えるよう職員に指導をした。ただし、紙おむつを使うとキレる子どもに育つので布おむつに限定する」
との見解を発表している。