先ごろ申請受付のはじまった「子ども手当」について、川崎市高津区で
「60億の子どもがいる」
と窓口に押しかけた男性のいたことが、5日までにtwitterなどの調べによりわかった。しかも役所はこれを平然と認定したとのことで、改めて民主党政権のずさんな政策が浮き彫りとなったと言えそうだ。
目撃者の話によると、男性が区役所を訪れたのは5日の朝9時ごろ。ふらふらと子ども家庭課の窓口にたどりつくと、ふところからカピカピになったティッシュを取り出し、
「これ、ぼくの子どもたちです。60億います。お金ください。デュフフ…」
と認定を要求したという。
区の担当者は、しばらく黄ばんだティッシュのにおいを嗅ぐなどのチェックはしていたが、60億というとんでもない数を疑問にも思わないようで、そのまま手当交付を認可したとのこと。支払い総額は数百億円になると見られ、子ども手当支出が国家財政を傾かせる恐れも出てきた。
高津区に取材を申し込んだところ、
「ティッシュからは栗の花の香りが漂っており、判断にミスはなかったと思う」
と回答。今後も同様の対応を続けるものと見られる。