NHK「みんなのうた」DVDに収録された「コンピューターおばあちゃん」のPVに、女性のおしりや下着姿など不適切な画像がまぎれこんでいた問題で、原因は
「コンピュータおばあちゃんのパソコンがWinnyを悪用するウイルスに感染していた」
ことであったことが、3日までのNHK調べでわかった。
調べによると、コンピューターおばあちゃんは数年前から「タダでエロ画像や動画をダウソできる」としてWinnyを利用していた。その結果、利用者のデスクトップや個人情報を盗んで流出させる通称「キンタマウイルス」に感染。これにより、ディスクの奥深くに隠していた秘蔵のエロ画像もPV撮影中に流出してしまったらしい。
長年「ぼくは大好きさ」と愛されてきたコンピューターおばあちゃんに、迂闊なウイルス感染と意外なハレンチ趣味が発覚したことは各方面に衝撃を与えている。特に、コンピューターセキュリティ専門家でおばあちゃんっ子の高木浩光氏は
「新技術を常にキャッチアップし続ける彼女を目標にこの業界へ入ったのに裏切られた気持ちだ。許さない。絶対にだ」
と語る。
NHKの担当者は、
「本人にはすぐさまウイルス対策ソフトを導入させた」
と弁解しているものの、馬脚を現したカリスマの復権につながるかどうかは微妙な状況と言えそうだ。