いっこうに改善しない雇用環境。「派遣切り」の横行につづき、今度はサムライの名家で
「影武者切り」
が頻発し、路頭に迷うシンケンレッドが激増している。対策として国と都は急きょ東京で被害者らを収容する「シンケンレッド村」を開いたが、村民の低いモラルが原因でトラブルが頻発している。
影武者切りが頻発しはじめたのは、サムライ名家の志葉家で正統18代目当主が姿を現し、これまでシンケンレッドを名乗っていた影武者が雇用契約打ち切りとなったため。もともと「姫が戻ってくるまで」という非正規雇用だったとはいえ、突然のことに多数のシンケンレッドが住む屋敷すら失い、寒空の下に放り出されることになった。
緊急救済策として国と都はさいたまスーパーアリーナに「シンケンレッド村」を開村。簡易宿泊施設や食事、さらには外道衆と提携した就職あっせんサービスを提供しはじめた。しかし、開村直後から
- 村民の殿様気取りが抜けず態度がデカい
- 朝から竹刀を振り回したりして騒ぐ
- ピンクの料理に文句をつける
など村民のモラルの低さに苦情が寄せられはじめた。
中でも
「屋台のすし屋を呼んで豪勢にすしを食べている」
シーンが頻繁に目撃されていることから、周辺住民は「救済の意味があるのか」と首をかしげる。民主党政権のバラまき政策の実効性を疑わせる事例のひとつとして、厳しく見守っていく必要がありそうだ。