アップル(本社:青森県)は28日、同社主力OS「MacOS X」の最新バージョンである
「スモウレパード」
の発売記念イベントを東京・両国の国技館で開催した。会場には報道関係者や信者ら多数が集まり、「Thinkごっつあんです」を合言葉に盛り上がっていた。
スモウレパードは、いけすかないMacユーザーの尊大な自意識をさらに「相撲取り並み」の大きさにまで肥大させる機能を搭載した新バージョン。Macユーザーは、かねてから
「MacはWindowsなんかとは違う、選ばれたクールな人間だけが使うOS」
「MacはWindowsなんかとは違う、クールな技術が搭載されているからウイルスには感染しない」
などとぶしつけな態度を取ることで知られてきたが、これをさらに増長させることが可能だ。
スモウレパードの新機能としては
- Macがキライな人間にもムリヤリ食べさせようとする「ちゃんこ」
- Mac対応ソフトやハードが出ないのは「要らないから」と見栄を張る「つっぱり」
- Windowsユーザーを見かけると鼻で笑う「かわいがり」
が挙げられ、Macユーザーを「人間としてどうよ」レベルまでパワーアップしてくれるという。
イベントに参加していた選ばれた人類=MacユーザーのひとりでMac評論家の林信行さんは、汗をかいてフーフー言いながら
「ごっつあんです」
と心境を語っていた。