実物大ガンダム、実物大鉄人28号など各地で実物大ロボットの建造ラッシュが続いているが、こんどは
「実物大伝説巨神イデオン」
の制作がきまったことが、3日までに判明した。これまでの2体を優にしのぐ大きさ=全高100メートルの巨大なイデオンの登場で、ロボット先進国ニッポンの名がさらに世界へ轟くことになりそうだ。
実物大イデオンの制作を決めたのは、ジョイントベンチャーの「プロジェクト第6文明」(代表:フォルモッサ・シェリル氏)。創価学会とはなんの関係もない同プロジェクトでは、
- 全高105メートル
- 重量5,650トン
のイデオンを東京・豊洲に建造、2011年末竣工をめざす。発掘物をベースに制作することで工費の圧縮を実現し、予算は20億円程度を見込む。
本体だけでも他のロボットをはるかにしのぐスケールの大きさが特徴だが、今回はさらにイデオンガンやイデオンソードも再現するというからファンにはうれしいところ。ただ、
「泣かれるとイデが発動してしまうので、展示会場には乳幼児立ち入り禁止とする予定」
というのが残念か。
こうした実物大ロボット建造の動きはさらに広がりつつあり、今回のイデオン計画の成否を見て
をつくりたいとする向きもあるという。うまくいけば、日本が世界はもちろん銀河の覇者にまで成り上がるチャンスかもしれないこのムーブメント。成功を祈りたいものだ。