来月3日に告示の迫った東京都議選。衆院選のゆくえを占う重要な戦いと位置づけられているこの選挙を前に、麻生朗総理は21日午後の東京・秋葉原で街頭に立ち、自身がカリスマ的人気を集めるオタク・ニート層に向け演説をおこなった。演説中では、気さくな人柄らしく聴衆に支持率低迷の状況を打破する起死回生策を求め、
「与党惜敗の方法をうpするのです」
と訴えるシーンもあった。
この日、秋葉原中央通り・ソフマップ前交差点で総理が演台に立つと2万人のニートが集まった。大勢の聴衆を前に総理は動じることもなく、
「喪前ら、よく集まった! 今回は、都議会で自民が単独過半数を占める60発の議席が必要なのだ。
そこで喪前らは、某巨大匿名掲示板に与党惜敗の方法をうpするのですー!」
と語りかけた。ニートたちは「うpとかじゃねーし」と文句を垂れつつも、「惨敗じゃなくて惜敗というのが難しい」とぶつぶつ言いながらカキコをはじめた。
2万人がケータイを操作するようすを眺め「こいつら、並列でつないでやるといい働きをするんだ」と総理がひとりごちているうちに、2万件のカキコが完了。さっそくセレソンケータイを取り出す総理。
「ジュイス、こいつらのカキコから惜敗に最適な方法を抽出、実行してくれ」
「…受理されました。
ノブレス・オブリージュ。
あなたが総選挙後も楽しい失言を撒き散らす救世主たらんことを」
※劇場に足を運ばないと続きが見られず、伏線も回収されないままというサギアニメが横行しています! 主幹がネタを消化しきれず原稿執筆を途中で投げ出してしまうので、「続きは劇場で」商法ダメ、ゼッタイ!