東京都公園協会などで構成するGREEN TOKYOガンダムプロジェクト実行委員会は、2016年のオリンピック招致事業の一環として
「コロニー落とし」
を今夏にも決行することを明らかにした。同委員会はすでに実物大ガンダムの建造にも着手しており、一連のガンダムサーガの再現で「緑の五輪」をIOCにアピール。東京でのオリンピック開催にこぎつけたい構えだ。
コロニー落としは、正式名称を
「ブリティッシュ作戦」
と呼称。サイド2のコロニーに核パルスエンジンを装着し、地球落下軌道に投入。地球人のエゴを具現化した現代版ソドムの都である東京にぶつけ浄化することを目指す。成功すれば落下地点には直径500キロの巨大クレーターが形成される見込み。
同委員会のシナリオでは、その後の連邦軍V作戦の発動、激烈なる一年戦争を経て人類はニュータイプとして覚醒。
「やっぱ生命とか緑の地球ってだいじだよね」
という、2016年東京オリンピックの掲げるテーマに気づく予定。「完璧な招致プロモーションだ。関連技術は、落選した際にライバル都市へアクシズを落としてウサを晴らすのにも使える」と関係者は胸を張る。
また、コロニー落としには地球人口を23億人減らして食糧危機を緩和、穀物価格の高騰を抑える効果があるほか、大量の粉塵を大気中に巻き上げて日照を悪くし、地球温暖化を防ぐこともできるという。まさに環境にやさしいオリンピック招致活動というわけだ。「ガンダムでエコなオリンピック」実現に期待したいものだ。