政治家の矜持、ここに見たり! 自民党の坂本剛二組織本部長は「日本も核保有、国連脱退すべき」との発言に関する記者会見を8日午後開催。待ち構える記者団の前に、驚きの
「核武装ルック」
で登場。マスコミのドギモを抜いた。
都内・帝国ホテルで開かれた会見に臨んだ坂本本部長の威容は、見るからに彼の愛国心と信念の強さがわかるものであった。全身黒づくめの巨大な鎧=劣化ウラニウム製高性能チョバムアーマーに全身を覆われ、かろうじてヘルメットの目出し部分から見える鋭い眼光で本人と判別がつくのみの坂本氏は、ズシン、ズシンと重い足取りで壇上に上がって叫んだ。
「皆さん、私は口先だけの政治屋ではございません。まず隗より始めよ。みずから先陣を切って核武装してまいりました!」
坂本氏が装備してきたのは、陸上自衛隊第一師団特殊戦術部に秘密裏に開発をすすめさせていた「八式核武装歩兵装備」。主動力はBRMK-1000式軽水炉。供給される電力で人力の2倍までのパワーアシストをおこなう。主兵装は九式ハンディ核ミサイル。軽水炉の燃えかすから出るプルトニウム239で弾頭が自動生成されるため弾切れなしという夢の兵器だ。このため核武装した坂本氏は無補給で最大一年間戦い続けられるという。
シミュレーションでは氏一体のみで北朝鮮全土の焦土化が可能との結果が出たというが、識者は「控えめすぎる見積もりだ。最後の手段を使えば極東地域全域を死の大地にすることも可能なはず」と語る。これで日本もならずもの国家・北朝鮮と互角に戦うことができそうだ。会見に出席した記者の中には
「坂本本部長のからだから、ほんのり青白い光が見えた気がする。あれはホンモノの国士だけが放つという伝説のオーラ“チェレンコフ光”ではなかったか…」
と感極まった感想を漏らしつつ、バッタリと息絶える者もいた。