北朝鮮が5日昼に発射した“飛翔体”について「ミサイルだ」「いやロケットだ」という議論のみならず、米露両国の綿密な観測をもってしても「実験は成功だった」「いや失敗した」など結論が出ない混乱した状態が続いている。いったい今回の騒動の真相は…? 国民の誰もが気をもむこの事態に、ひとつの回答が注目を集めている。なんとミサイルだと思われていたものはまったくの新型兵器
「量子力学飛翔体」
だったというのだ。
量子力学飛翔体とは、量子力学を応用した兵器の一種。量子力学の世界では、あらゆるものが確率で決まり、「同時に1であり0でもある」などという常識が平然と起こる。この理論を応用すれば、
「箱の中に詰めた猫を殺したり殺さなかったりできる」
という、すさまじい殺傷能力が実現される(=シュレディンガー効果)。その非人道性にはあのアインシュタインも「神はサイコロを振らない」と研究者らに抗議したほどだ。
北朝鮮が発射したのが量子力学飛翔体だとすれば、議論の混乱にもすべて説明がつく。量子力学的には、発射したのはミサイルでもあり同時にロケットでもあった。衛星の軌道投入に成功したのと同時に失敗したというわけだ。日本政府が発射を誤認したとの偏向報道が流されているが、これも発射された時間は確率論的に複数存在しうることで「まちがいではなかった」と説明がつく。
量子力学を応用した兵器については、かつてイラクが「大量破壊兵器」として熱心に開発しており、イラク戦争開戦前にはあったものが今はあとかたもなくなるなど量子力学的な挙動を見せつけて国際社会を震撼させた。北朝鮮が量子力学飛翔体を完成させたとすれば世界で二番目の成功例となり、国家間のパワーバランスに大きな変化をもたらすことになる。今後の動向を注意深く見守っていく必要がありそうだ。