国立天文台は、24日に最接近する「ニューリン彗星」を観察してもらい、ホームページで一般の人の報告を受け付けるキャンペーンを始める。同天文台は
「ニューリンはめったに見ることができない、男のロマン。色や大きさなどをじっくり観察してほしい」
としている。
同天文台によれば、ニューリンはナイトショット機能のある古いソニー製カメラのほか、肉眼でも白い薄手のシャツにノーブラなら比較的容易に観測可能だという。特に、天候に恵まれ雨が降れば輪郭まではっきり視認できる。
キャンペーンのホームページでは、
- ニューリンの写真
- 観測地の情報
- 年齢
- 直径
- 色(ピンク色か黒っぽいか)
などを報告できるようになっている。天文台では、集まった報告を元に「ニューリン見せてもらっちゃいました」と題した写真集を刊行する予定で、コンビニを中心に配本し10万部の売上を見込む。
国立天文台広報部は、
「ニューリンは特に童貞にとっては遠い存在で、この機会を逃すと次に見られるのは数万年後になってしまう。一期一会の出会いを大切にし、ぜひ観測してほしい」
と話している。なお、「想像していたのより黒ずんでいてもショックを受けないように」と心の準備も呼びかけていた。