政府・与党幹部は、
「2008年12月を廃止する」
方針で一致。現在の臨時国会会期中にも最優先で法案を成立させることを決めた。「昨今の経済不安による一部生活困窮者救済」を主眼とした緊急施策だが、一年の12分の1をまるまる廃止するという前例のない措置に、野党の一部からは「不況対策に名を借りたバラまき以外の何物でもない」と早くも批判の声が出ている。
12月廃止は、国際金融不安の進行などで性生活困窮者(=童貞)の“出会いのチャンス”がますます減っており、
「このままではちょうど一ヵ月後のクリスマスイブまでに彼女をつくることはほぼ絶望的」
という現状への救済措置として、麻生太郎首相らトップが提案したもの。12月をなくすことでクリスマスまでの世間の浮かれたようすや、呪わしいクリスマスイブを過ごす必要がなくなり、性生活困窮者が首を括らなくてすむようになる。
首相によると、この法案を思いついたのは先日の東京・秋葉原の演説会のとき。庶民と握手をして親睦を深めていたところ、頭にバンダナを巻き指出し手袋とナップサックにアニメポスターを刺した“いかにも性生活に困っていそうな風体の若者たち”複数人から、
「今年もクリスマスイブをやるのか」
「12月は街を歩くのがつらくて、とても年を越せそうにない」
と相談されたという。その困窮ぶりに涙を誘われた麻生首相は、「国民が困っているというのに、クリスマスイブを例年どおりふしゅうして実施する必要はないわなあ」と今回の英断を下した。
秋葉原の街頭で「12月廃止」についてインタビューしたところ「やった!」「さすがローゼン閣下w」と支持する声が大半だった。麻生政権の支持率アップに貢献するのは確実と見られる。いっぽうで、年末商戦にあたる12月がまるまるなくなることによる経済的損失は少なくとも2兆円を超えると見られる。民主党の鳩山由紀夫幹事長は
「2兆円をわざわざドブに捨てて人気取りをしようという天下の愚策。性生活困窮者救済に名を借りたバラまき以外の何物でもない」
と早くも批判。野党勢力一丸となって法案成立阻止に挑む空気読めない考えを示した。民主党は彼女のできない庶民の苦しさを理解できないのか。bogusnewsは、今後火の玉となって紙面で一大キャンペーンを展開。麻生政権をバックアップしていく方針だ。