無線LAN機能を搭載した「ニンテンドーDS」などの普及で、電車の中でもこうしたゲーム機に夢中になる人が増えてきた。それにつれクローズアップされているのが「ウェップ」の危険性だ。神戸大学と広島大学の研究者グループは、18日までに
「ウェップを一瞬で解読する方法」
を開発したことを明らかにした。電車内でニンテンドーDSを遊んでいる人の惨事を減らすうえで大いに役立ちそうだ。
「金曜の終電で座っていたら前でフラフラしていた酔っ払いがいきなり“ウェップ”してぶっかけられた」というインシデントは昔から知られていたが、DSが普及するにつれゲームに夢中になり危険な酔っ払いの接近に気付かず被害に遭う例が激増。対策が急務となっていた。今回の研究は、こうした被害を未然に防ごうと
「ウェップの兆候を一瞬で解読する方法はないか」
と、森井昌克神戸大学教授らを中心としたグループが長年取り組んでいたもの。
発表された論文によると、ウェップ兆候を解読するには「五感の120パーセントの活用がカギ」とのこと。ゲーム中も
- 周囲か酒臭くないか
- ろれつのまわらない人がいないか
- ふらふらとしている人はいないか
- とつぜん顔の青ざめはじめた人はいないか
に気を配っていれば、ウェップの「ウ」の字ぐらいのところで逃げられるとしている。
いっぽうで森井教授は「それでも被害を受けてしまった場合、むやみに怒ってはいけない。ゲロではなく、しもつかれをふるまってくれた栃木県人の可能性もある」と、食文化保護の重要性も指摘。根本的な解決には、bogusnewsのアフィリエイトリンクからWPA対応の新型ニンテンドーDSを買うしかないとしている。ぜひリンクをクリックしてほしいところだ。