衆参両院は13日までに、
「議場内でのケータイ使用時にコンテンツフィルタリングを義務化」
する方針を決めた、今後両院委員会で正式に採決をとり、早ければ11月から議院運営規則に盛り込む。
国会では最近、審議中にケータイを使う議員が急増し問題となっていた。議場でのケータイの使用は常識を欠いたマナー違反であることはもちろんだが、出会い系サイトへのアクセスや公序良俗に反する情報に触れることで議員の健全育成を妨げることが心配されていた。実際、頻繁にケータイを使用する議員は
- 国民の付託に反する異常な法案を乱発する
- 憲法違反な政策を推進する
など、心がみにくく歪む傾向が確認されている。
今回のコンテンツフィルタリング義務化は、事態を重く見た高市早苗衆院議員(自民党所属)らが中心となり推進していたもの。実施されると、国会議場内からのケータイによるWebアクセスは自動的にトランスペアレントプロキシによるフィルタリングの対象となり、不健全サイトへのアクセスが不可能になる。
一部から
- 審議に必要な情報収集やメールのやりとりもできなくなる
- ほかに寝ることしか議場でやることがなくなる
と出ていた批判に関しては、憲法学者の土井たか子さんら民間の有識者による公平な第三者機関を設置。日本国憲法や現行法令に違反しない内容の通信のみを許可する「ホワイトリスト形式」で運営することによって解決するという。高市議員は
「この施策により、戦後教育のせいで歪んでしまった国会議員たちの心を再生することができれば…と願っている」
と話していた。