三重県北部を震度5の大地震が襲った15日、同県伊賀市の市長が地震発生の知らせを受けていながら修業を続けていたことがわかった。地元民からの非難が殺到するなか、市長は
「ニンニン」
などと苦しい釈明に追われている。
槍玉にあげられているのは伊賀市のハットリカンゾウ市長(10)。調べによるとハットリ市長は15日昼ごろ、いつもの山中で忍法ムササビの修行に明け暮れていた。そこに市から「地震が起きた」と知らせる使いが来たにもかかわらず、市長は無視して修行を続行。夕方にはあろうことか東京の居候先に帰ってしまったという。
幸いにも伊賀市では目立った被害はなかったものの、災害対策本部まで設置されながら首長不在というていたらくに市民はあきれ顔。「納得のいく説明がなければ抜け忍になろうかと思う」という下忍まで出るありさまだ。取材に対しハットリ市長は
「確かに連絡は来たが、直後に別の使者が来て
“さっきのは誤報だったニャ”
と言っていたのでそれを信じてしまったでござる。ニンともカンとも…」
とよくわからない言い訳を繰り返すばかりだ。
伊賀市の政治動向に詳しいケムマキケムゾウさんは、今回の一件を受け
「危機管理意識の低いハットリ市長の無責任ぶりがあらわになった。彼には、ペットのちくわ代を市の光熱費で支払ったという疑惑もある。早急にリコールすべきだ」
と伊賀市民に呼びかけている。