セキュリティ対策ソフトベンダーのトレンドマイクロは17日、Windowsのセキュリティ上の不備を衝いてコンピューターに被害をもたらす
「マイナスデイアタック」
の事例がネット上で確認されたとして、注意を促す勧告を発表した。このところ修正ソフトの発表前に弱点を攻撃する「ゼロデイアタック」が猛威をふるっているが、セキュリティホールのある製品が“開発される前”に攻撃するマイナスデイアタックが報告されたのは今回がはじめて。
トレンドマイクロによると、この攻撃の対象となるのは2057年に発売される
「Windows 2050 Universe」
で、SP 8を適用していないすべてのSKU。エーテルネット接続している環境でタキオンウォールをオンにしていないとペタビットサイズパケットの終端を正常に認識できない…というUniverseの不具合が悪用されている。攻撃用ワームは、侵入したマシンのシリアルポートに東芝ホーム原子炉がつながっていると勝手に臨界命令を発行するとのこと。同社の定めるスケールによる緊急度は「かなりヤバい」。
超時空通信機を介した弊紙の取材に対し、2050年のセキュリティ専門家で機械の体を手に入れたメカ高木浩光氏は、
「ガガガ…。
ピー!」
とご立腹な様子だった。