最高裁での裁判という独特のテーマを取り上げた異色のゲーム第4弾が、いよいよ登場。今作では「靖国参拝」「君が代強制」「従軍慰安婦賠償」など新たなシナリオを追加し、ますますボリュームアップ。愛国者なら誰しも楽しめる内容となっている。
主人公はおなじみ、最高裁第三小法廷裁判官の御飾里司法(おかざりしほう)。各地の高裁で国に不利な判断が出た事件を、どのようにウヤムヤにして政府寄りの逆転判決を出すかが高得点のカギとなる。基本テクニックが、
- 合憲か違憲かの判断に立ち入らない
- 原告の権利侵害を認めない
など地味なためプレイ中は思わずあくびが出てしまうが、これが現実だと思ってあきらめよう。
ミニゲームも充実しており、民法の違憲性を直訴してくる偏向非国民から逃げ切って大日本帝国憲法復活を待つ
「再婚三百日規定ゲーム」
などが収録されている。東京都知事など男根崇拝主義者はぜひプレイしたい。
(発売中。PS3専用ソフト)