日進月歩のロボットの進化が、ついに新たな危機に火を点けたのか─前世紀から危険性が指摘されてきた
「ロボットによる人類への反乱」
が現実のものになってしまった。経済産業省は10日、都内で家庭用ロボットが主人に反抗する事件があったことを明らかにした。
経産省の発表によれば、ロボットの反乱があったのは都内世田谷区に住む主婦(32)の自宅。この主婦は先月、会社員の夫(33)におねだりし
「お掃除ロボット
iRobotルンバ」
を購入。しかし、10万円もするロボットを買ったにもかかわらず部屋はいっこうにキレイにならず、いぶかしんだ夫が問い詰めたところ、今週に入って
「ロボットが自由意志をもって反乱を起こし、命令したのに掃除をさぼっていた」
と告白。おそるべき事実がようやく明らかになった。これまではロボットの仕返しが怖くて黙っていたとのこと。
同時に主婦が語ったところでは、この反乱ロボットはほかにも
- 料理をせず、お昼ご飯に出前寿司を注文する
- 勝手にテレビ通販で補整下着を買う
- 大量のダイエット食品を購入するが長続きしない
など傍若無人なふるまいを見せており、人類に対する底知れない憎悪を感じたという。経産省では該当ロボットを回収、スペシャルタスクフォースを組んで解析にあたりはじめた。同省は、人類の生存を脅かしかねない問題だけに、各省庁にしがらみを排した横の連携による徹底した調査への協力を呼びかけている。
いっぽう、この主婦宅では夫が保有するロボット「RX-78」や「ZAKU-II」まで自我に目覚め、勝手に仲間を増やしたりDVD-BOXを買うなど異常行動に走っているとの未確認の報告もある。事実なら近隣に機械生命体の進化を促すオーパーツが存在する可能性があり、調査には慎重が期されそうだ。