「Tカード」に代表される強豪がひしめくポイントカード市場。そんな業界に今月から満を持して参入してきた新サービスに、「とんでもないニセモノをつかまされた」と苦情が続出。発行元は対応に追われている。
問題になっているのは三菱商事が主導して立ち上げたポイントカード「Ponta」だ。先行するTSUTAYA・ファミリーマート陣営のTカードを追撃すべく、ローソンらが参画し1日からサービスを開始した。
しかし、スタートから数日経つと
「ポイントを貯めたPontaが、気がついたら木の葉になっていた」
との苦情が相次ぐようになった。被害者は「目の前で突然“ドロン”と葉っぱになってしまった。1000ポイントも貯めたのに」と怒りもあらわに語る。
三菱商事側では
「原因はまったく不明。徹底的に調査したい」
としている。導入コンサルにあたったタヌキのPonta氏も現在音信不通だとのこと。ただ、事情通によれば三菱商事らは「はじめからドロンする目的でPontaを開発した」という黒いうわさもある。今後の動向をじっくり見守る必要がありそうだ。