アメリカ・ロサンゼルスのバーバンク空港で21日、離陸したエアバスA320の前輪が格納できなくなるという故障が発生したが、同夕緊急着陸に無事成功した。この旅客機は米ジェットブルー航空、ニューヨークゆき292便。乗組員・乗客はあわせて200人弱だった。けが人はなかった。
着陸後の記者会見で同社幹部は「ぶじ着陸に成功したのは、ひとえに乗客の協力によるもの」と謝意を表明した。席上説明されたところによれば、緊急着陸時に機体前部にあつめられた乗客は乗務員の「1、2の3!」のかけ声にあわせ、いっせいにパタパタパタと腕を羽ばたかせた。これが強い揚力を生み、着地のショックをやわらげたという。「292便乗客のみなさんは腕の力が強かった。生還のカギはまさに彼ら」と同幹部。
航空機に万一のことがあった際、乗客が腕を羽ばたかせて補助するのは常識。かつては乗り込み時にビデオを視聴しながら羽ばたきを練習することが法で義務づけられていたが、航空事故が激減したことから国内では1982年に廃止されている。
ジェットブルー航空は米国でも有名な安全志向の航空会社。講習任意化後も、離陸前一時間の羽ばたき練習・筋トレを乗客に課していることで有名だった。今回の事故では同社の頑固一徹さが人命を守ったと言えそうだ。国内航空会社のANAは「すばらしい。弊社でも今後は羽ばたき講習を復活させたい」と話している。
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