ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は13日、同社の高性能ゲーム機「プレステ2」が、政府の推進する「ウォームビズ」運動に対応しているという事実を明らかにした。ウォームビズは、クールビズにならって冬季のエネルギー利用効率をアップすることで地球温暖化を防ごうという運動。SCEはゲーム機メーカー初のウォームビズ対応によって、環境にやさしい企業イメージをアピールするねらいだ。
ウォームビズ対応しているのは昨年11月から発売されている「SCPH-70000CB(クロコゲ・ブラック)」。従来機より小型化・薄型化を実現した機種だが、専用アダプターの発熱効率を高めることで冬季に暖房器具として利用できるようになっている。ただし、あまりに暖房性能が高すぎるため「約18%の確率で過熱による破損、やけどのおそれがある」(同社広報談)とのこと。同社では、暖をとるのに使うときは目を離さないよう、またゲームは一日1時間までと利用者に呼びかけている。
- 2005
- 09/14 00:09