山口県徳山工業高等専門学校で女子学生が殺害された事件で、山口県警が殺人容疑で指名手配中の男子学生(19)に対し戦術核の使用を検討中であることが7日までにわかった。危険な凶悪犯の再犯を食い止めるため緊急措置が必要と判断したもので、現在在日米軍と折衝中だ。
同事件については、雑誌「週刊新潮」が「危険な凶悪犯の再犯を食い止めるため」として容疑者の実名・顔写真公開の快挙に踏み切り話題を呼んでいる。県警の戦術核使用検討もこの流れに乗ったもので、捜査官のひとりは
「少年は凶器のひもとモトクロスバイクをもったままで、非常に危険。逃走の過程で30万人くらい殺す可能性もないとはいえない。人口の少ない山口県内にいるうちに核の使用で街ごと容疑者を吹き飛ばし、新たな被害者が出るのを防ぐ必要があると判断した」
と話す。
ブルース・ライト在日米軍司令官は協力について非常に前向きな姿勢を示しており、在沖海兵隊基地に「倉庫にお手頃な使用期限切れ間近の核が余っていないか」探させているという。額賀防衛庁長官も
「このあいだは国外を相手にする話だったから左翼がうるさかったけど、国内なら先制攻撃もかまわないんじゃろ?」
と山口県警の決定を全面的にバックアップする方向だ。